2011/03/26

気の利く店員さん

今朝、iPod touchのOSのアップデートをしていたら、突如、「ガリガリ」という得体の知れない音がしたかと思ったら、PCのモニターが真っ暗に。どうやら、死んでしまったようです。えぇ~、OSをアップデートしている最中に? よりによって今?

どうしたものかと思案の挙句、OSのアップデートを終わると目される時間にPCの電源を切るという賭けに出た。まさかPCを動かしたままモニター交換をするわけにもいかんし。

ということで、頭をモニター調達に切り替え。モニターを買うくらいのお金は何とかなりますが、問題は今まで使っていたモニターの処分。もう15年くらい使っているブラウン管の重たいモニター。廃品回収業者にお金を払って持って行ってもらうのもばかばかしい。そこで、困った時のPC DEPOT(パソコン屋ね)に電話をしてみました。

「お忙しいところすみません。PCのモニターの買い替えを検討しているんですが、古いモニターをそちらで処分していただくことはできますか?」

「はい、大丈夫ですよ。品物をお持ちいただければ査定します。」

「いや~、壊れてしまっているやつなんですよね~」

「それでしたら、ジャンク品ということで100円で引き取らせていただきます。基本的には、処分にお金はかからないと考えていただいて結構です。」

おー、助かった~。絶対PC DEPOTで後継モニターを買うぜっ!と思った矢先、

「お客さん、最近はワイド型のモニターが主流になっているんですよ。最近買われたPCなら問題ないんですが、5、6年前のPCですとワイド型に対応していないことがあるんです。お客さんのPCのメーカーはどちらですか?」

「ショップブランドのやつなんです。」

「そうですか。ではビデオボードのチップが何かわかりますか?」

「仕様書を見てみないとわからないですね。」

「そうですか。ご来店の時にビデオボードのチップを調べてきていただければ、ワイド型に対応しているかどうかこちらで調べられます。では、ご来店をお待ちしています。」

そーだったのか。ビデオボードのチップを調べるなんてちっとも頭に浮かばなかったよ。なんて親切で気の利く店員さんなんだろう。プロだからと言ってしまえばそれまでだけど、世の中のみんながこれくらい相手の身になって物事に対処してくれたら、もっとハッピーになれるのに。

そんな訳で、我が家で始めての液晶モニター(?!)をお安く購入させていただきました。その後、レシートと壊れたモニターを買い取りコーナーに持っていくと、

「このタイプですと結構古い感じですよね。ブラウン管のモニターは液晶ほどもたないんですが、充分に使われましたね。」

「今朝、ガリガリっていって壊れちゃったんですよ。」

「そうですか。全うしたということですね。」

とお褒めに預かり、100円もらって帰りました。

古いモニターの処分に頭を悩ませる必要がなくなった嫁も上機嫌。火事場泥棒ではありませんが、嫁の機嫌もいいことだしと、このどさくさに紛れて17インチブラウン管モニターから21.5インチ液晶モニターにステップアーップ! 会社のPCは相当前から液晶モニターなので、別に目新しいということはありませんが、おニュー(死語!)というのはいい気分。

ところで、作業が中途半端に終わったiPod touchのOSアップデートは、無事に完了していました。めでたし、めでたし。

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