ツイッターを始めてだいぶ経ちますが、時々返信を交わすようなツイ友もできてきました。
最近、私の憧れの地ロンドンに住む私のツイ友が日本に遊びに来たらしいのです。
ロンドンというブリティッシュ・ハード・ロックの聖地に家がありながら、何が悲しくて冬の日本に遊びにくるのか、私には全くもって理解不能ですが、人の思いはそれぞれ、何か目的があるのでしょう。
昨日は生まれて初めての馬券を買ったそうです。近代競馬発祥の地イギリスから来た人が、日本に来て初めて馬券を買うというのはどうなんだろう。それはさておき、一番人気のブエナビスタを買い、「勝ったーっ」と思ったらしいんです、20分間は。しかし蓋を開けてみればぬか喜び。ビギナーズラックも役には立たずとのことでした。
また別の場所では、「調理されていないドーナツ」(生ドーナツのことですね)を注文し、一体どんなものが出てくるんだろうと心配しながら待ってたそうです。「調理されていないドーナツ」なんて聞いたら、普通はドーナツの型に生地が流し込まれた状態で出てくると想像しますよね、きっと。で、そんなものが出てこなくて一安心だったと思うのですが、生ドーナツを食した感想がまた面白いんだなぁ。
「フルーツソースがかかっていてO型をした単なるパンナコッタじゃん、これ。」
私は生ドーナツってものを食べたことがないので何も言う資格はありませんが、「生ドーナツ」なんて斬新な名前を付けてプロモーションしているけど、事前情報なしに食べればパンナコッタに過ぎないってことか。商業主義に毒された日本人へのメッセージとしてあまりに痛快だったので、「日本では生ドーナツとしてマスコミでも取り上げられてるけど、そんなものをありがたがっている連中に、あれはただのパンナコッタだと言ってやってくれ」とメッセージを打ちました。
そしたら思いもよらない反応が。「生ドーナツ? 日本でそんなに人気があるものとは知らなかったわ。この国はまともじゃないわね。私を驚かせ楽しませ続けるのね。」
なんだよ、感心してんのかよ(ガックシ)。皮肉屋のイギリス人にきつーいお仕置きを据えて欲しかったのに。
ホテルなど英語が通じるべき場所でも英語が通じないと言われる日本ですが、流行りのものを食べたり、遊びにいったりと、エンジョイしているようです。さすが、かつて7つの海を制した民族はたくましい。
しかし、自国で競馬をやったことない外人に日本で馬券を買わせるなんて、どんなやつが案内してるんだろう?