朝の通勤途上、会社の近くでホームレス的おじさんを見かけました。
今朝は雨だったので傘をさしていたのですが、遠くに見えるおじさんのビニール傘の骨からは、何やら白い物体がたくさんぶら下がっています。
秋の長雨で雨続きの昨今、「ブルーシート暮らしに雨は堪える」と、てるてる坊主でもぶら下げているのかなと思いきや、すれ違う時に謎の白い物体の正体が明らかになりました。
それはマスクだったんです。
使い古して薄汚れたガーゼのマスク。
それも1つや2つではなく、風鈴屋に飾られた風鈴のような状態でぶら下がっています。
わからない...。
なぜ、マスク?
なぜそれを傘にぶら下げている?
政府の新型インフルエンザ対策への批判なのか、物を大切にしない日本人への警鐘なのか、それとも、使い古したマスク収集という変わった趣味の持ち主なのか。
都会には不思議な人が生息しています。