2011/01/11

1Q84

今さらながら、1Q84を買いました。ブック・オフで(爆)。

この本、ものすごーく売れたんでしょうなぁ。田舎ゆえあまり品ぞろえのよくない地元のブック・オフですら、1-3巻全て揃っていました。本当は、村上春樹氏のファンである故、新品を買って同氏の印税収入に貢献したいところですが、二人の子供を抱える貧しい身ゆえ、古本に手を出してしまったことをお許しいただきたいと思います

なぜ今さら1Q84なのか。

映画のノルウェーの森を観に行きたいと思っていたんです。できれば嫁と。しかし、映画を見た人の話によれば、小説を読んでいないと内容の理解は難しいとのこと。であれば、もう一回小説読み直して復習すればいいやと思ってたのですが、小説を読んでいない嫁は、その話を聞いてすっかり観る気を失くしてしまいました(泣)。

あんな感じの映画を一人で見に行くのはちょっとなんだし、かといって子ども(男の子)と行く感じでもなしということで、後でDVDで観ることにしました。

そんな背景があり、一度燃え立った村上春樹の炎を鎮めるため、1Q84でも読んでみるかという気になった訳です。

のっけから来てますなぁ。こんなにかけ離れた2つの物語がどう融合するのか想像もつかん。さすが村上氏。ただ、作家と作品をストーリーに絡ませているところが、「ネタ切れ?」、「自省した末の渾身の作?」という点で気になる。

このところ、なぜだか小説を手にする気が起きず、啓発物やハウツー物ばかり読んでいました。しかしそんな本はちっとも面白くないため、読書すらする気が失せつつあったのですが、久しぶりに面白い小説を読んで、再び読書欲が出てきました。

小説に手を出す気になったというのは、心理的焦りが和らいで心に余裕がでてきたということですかね。

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