2011/01/27

KARA騒動

最近のKARA騒動の報道を見てて思うこと。

真相はよくわからんし、はっきりいってどうでもいい。

お金の問題だとか、仕事の質の問題だとか、いろいろ言われているけど、芸能活動が経済活動の一種である以上、全くお金が絡んでいないということはないんだろう。

嫁から聞いた話だけど、韓国のアイドルの平均寿命は5年で、アイドルとしての旬が過ぎたあとに司会業に転職するなど、日本のような第二の芸能人生を歩める体制がまだ整ってないらしい。男性アイドルについて所属事務所は彼が兵役に行く前までに投下資金を回収しようとするというし。エンターテイメント市場の規模は日本の30分の1だとか。要はまだ黎明期ってことなんでしょ。

日本の芸能界はどうだったんだい。黎明期ってのは昭和30年代とか40年代になるのかなぁ。日本にだってやっぱり胡散臭い話や騒動はそれなりにあったんじゃないの?
ただ見えないように覆い隠されていただけで。黎明期ってのは才覚のある奴や力のある奴が手段を選ばずのし上がろうとする時代ですよ。いろいろあって当然なんじゃないかなぁ。本人が辞めたいっていうんならやめればいいじゃんって感じです。

とても気になるのは、自分たちの過去を忘れて、自分たちも経験した発展途上段階にある人に、現在の自分たちの成熟した価値観を押し付けようとすることだ。KARA騒動にしても、「俺たちもあんな時代を経験したな」と静かに見守ったらいいんじゃない?

これを敷衍すると、私はここ数代のアメリカ大統領の他国に対する態度ってのが気に食わない。元はと言えば、イギリスから渡った人たちが原住民を蹴散らして住み着き、武力で原住民を追いやって自分たちの領土を広げ、魔女裁判など過去には原始的かつ野蛮な歴史を持っているにも関わらず、アメリカと違う価値観を持つ国や政治体制の異なる国を非難し、経済的圧力を使って同盟国にも非難に輪に加わらせる。

戦争などの国際問題ならともかく、内政問題にまでケチをつけるお前は何様だって感じ。

中国の人権活動家の解放について主権国に意見する前に、自国内の差別や貧困問題をなんとかしろよ。

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