2010/11/17

事実は小説より奇なり

「事実は小説より奇なり」なーんて言いますが、そりゃそうでしょうね。小説というのは複数の登場人物がいたとしても所詮は作者一人の頭の中で完結している世界。従ってたった一人の想像力にその意外性がかかっているわけ。ところが事実というのは世の中の無数の人間の想像力、妄想、目論見、計画、思いなどが混然一体となって成り立っている。しかも他の登場人物の頭の中は読めないときているんだから、これが奇でなはずがない。あれ、何言いたかったんだっけ?

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