2009/11/16

犬の仕事

昨日のランニング中のこと。

私が走っているコースは河川敷の土手の上の遊歩道ですので、朝は犬を散歩させている人と多くすれ違います。

大抵の人はゴミ袋とシャベル(関西方面ではスコップと言うそうですね)持参なのですが、中には犬に後始末を任せている方もいらっしゃいます。

昨日もそんなお方とすれ違いました。

私が向かっていく前方で、飼い主に手綱を引かれて急かされた犬が、必死に後ろ足で後方に土を蹴っていました。

犬にも納得感というのはあるんでしょうね、首の手綱を引かれながらも必死に蹴り続け、ある程度の時間蹴ったところで「これでよし」と思ったのか、歩みも軽くその場を離れていきました。

そこで疑問。

犬って、必死になって自分の糞に土を掛けている場面はよく目にしますが、仕事の出来を確認している犬ってほとんど見たことないように思うのですが、どうですか。

犬はどういう意識であの行動をしているんでしょうか。

外敵から身を守るなどの理由で自分の痕跡を消すという目的を持ってやっているのでしょうが、その割には仕事の確認が杜撰です。

今となっては、遺伝子に組み込まれた本能に従ってやっているだけで、犬自身は何の意義を感じることもなくなっているように思えてなりません。

本当に身を守る目的であれば、糞がちゃんと土で隠れているか確認しないと気になってその場を離れられないはずです。

まぁ、どうでもいいことなんですが。

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