2009/11/24

日本人のメンタリティ

3連休最終日の昨日、久々に実家に顔を出しました。

これといった用事はないのですが、たまには母親に顔を見せ、お互いの安否確認をしなければ心配というものです。

一人で行っても、母親と二人きりでは話題に事欠くので、次男に一緒に行こうと声をかけるとOK。こいつは、そういう面では気が利きます。

さらに、次男が長男に向かって、「普段部活であまりばあちゃんちに行けないんだから、一緒に行けば!」と声をかけ、長男も行くことになりました。人集めの才能ありますよ、こいつは。

実家では、ついて早々、昼食にサツマイモの天ぷらを作って食べようということになり、次男は手伝いに大張りきり。

こいつは、料理にとても興味があるのですが、家では「危ない」とか「散らかす」といった理由で、嫁には限られたことしかやらせてもらえません。

しかし、ばあちゃんちでは、サツマイモの下ごしらえを全て任せてもらい、大喜び。

その間長男は、ソファーでiPodを聴きながら寝てました。

年寄りというのは、若い人にやたらめったら食べさせたがるものです。

うちに母親も例外ではなく、「おかわりは?」としつこく聞きます。

さらに、鍋の煮込みは全部食べて行っちゃってとかなり厳しい要求...。

気が利きすぎる次男はご飯2杯、煮込み4杯と大活躍、少し気の利く私はご飯2杯に煮込み1杯、全く気が利かない長男はご飯も煮込みも1杯づつ。

食後は、次男が後片付けを手伝っている傍ら、長男はまたまたソファーでiPodを聴きながら眠ってました。

それを見た母親曰く「よっぽど疲れてるんだねぇ」

みんな満腹で家路に着きました。

そして自宅での夕飯は、嫁のアイデアできりたんぽ鍋でしたが、次男と私は全然腹が減りません。

ノルマ分の鍋は何とか食べましたが、その後の雑炊は無理...。

長男曰く「昼にあんなに一杯食べるからだよ、バカだな」

私曰く「こいつはお前と違って気遣いができるから、ばあちゃんの気持ちを考えて一杯食べたんだよ」

嫁曰く「でも、お腹一杯で苦しくなるほど食べなくてもいいのよ、もうお腹一杯ですと言えばいいんだから」

嫁の主張もわかりますが、日本人のメンタリティーとして、自分を犠牲にしても人を喜ばせたいってありますよね。

次男は私に似てしまったのだろうか。

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