ギリシャの財政が大変なことになっているようですね。
ポッドキャストで聴いた数字なので間違っているかもしれませんが、財政赤字がGDPの13%に達するとか。
こいつがユーロ安を招くとなると、ユーロ圏の国々も安穏とはしていられないでしょう。
しかし、自分のコントロールが及ばないところでの経済不調が原因で自国採用通貨が下落するというのは怖いですな。
主権もなければ経済的統制権もないのですから、ユーロを守ろうと思えば、財政援助でギリシャ経済を支えるしかないわけで、かといって甘やかす訳にもいかず、辛いところです。
イギリスなんかは、「うちはユーロ使ってなくてよかったぁ〜」と胸をなでおろしているのではないでしょうか。
ちなみに、パナマは自国通貨を持たず、米ドルを使っているようですが、経済規模から考えて、パナマの経済不調が米ドル安をもたらすことは考えにくいので、そこは安心。
それなりの規模の経済を持った国が共通通貨を使うには、時には相手の懐に手を突っ込めるような協定が必要なのかも。
これに関連して、リーマンショックの頃から英語のニュース番組で頻繁に聞くようになった言葉があります。
ベイルアウト
もともとは保釈する意味らしいですが、企業救済を意味する言葉として頻繁に使用されており、記憶力の悪い私も覚えてしまいました。
ちなみに、BBCのポッドキャストでは、ギリシャの救済策についてもベイルアウトという言葉で論じられていました。
なんでもかんでもベイルアウトでいいんでしょうか。
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