2009/05/22

太陽がいっぱい

今朝、面白い現象に遭遇しました。

最寄り駅から会社に向かう途中に、いつも一服している場所があります。高層ビルの敷地内にあるちょっとした広場なんですが、喫煙できる場所が少なくなったこのあたりでは、喫煙者のオアシスとなっていまして、毎朝多くの人が出勤前の一服を楽しんでいます。

空に向かってぷはーっと気分よく煙を吐き、吸殻を灰皿に捨てに行こうと思ったその瞬間、ふと地面を見ると、私の前に私の影が2つあります。

おぉぉぉぉー、これは怪奇現象かと後ろを振り返ると、太陽が2つあるっ!

強烈な太陽の光に負けないように目を細めてよく見ると、1つは本物の太陽、もう1つは鏡面のように磨き上げられた高層ビルのガラスに映った太陽でした。本物の太陽とガラスに映った太陽の両方に照らされて、私の足元に2つの影ができたという訳です。

周囲の人を見ると、だれも影を2つ持っている人はいないので、極狭い範囲で起きる現象のようです。それに太陽も動きますから(正確には地球が動くんだけど)、この現象が起きる時間も限られているのでしょう。

そんな特別な時間、特別な場所に、この私、もちろん単なる偶然なんですが、朝からちょっといい気分です。


蛇足ですが、本物太陽の作る影とガラスに映った太陽の作る影の濃さはほぼ同じ、ということは反射ロスがほとんどない。あのビルのガラス、相当念入りに磨き上げられているんだろうなぁ。

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