2009/05/16

評判という財産

夕べは懇親会がありまして、家に帰り着いたのは1時過ぎ。そんな訳で今朝は走れませんでした(泣)。

飲み会の翌日の土曜日、本当なら昼過ぎくらいまで寝ていたいものですが、そうもいきません。今日は銀行が土曜営業をするというので、口座切り替え手続きの予約が朝一番で入っているからです。

それは銀行からの電話で始まりました。

我が家の口座は、仕組みはよくわからないんですが、ポイントがつく口座になっています。しかし、そのポイントの使い道は、振り込み手数料の無料化とか、外貨預金の金利サービスくらいしか使い道がなく、振込みもせず、外貨預金もない我が家としては、溜まる一方だったんです。

そんな折、銀行からの電話を嫁が受けました。あるサービスに加入すると、溜まったポイントをクレジットカードのポイントに変更することができるので検討して欲しいとの由。また、次の土曜日は営業しているので、よければ手続きの予約を入れて欲しいと...。

私は、片務的な取引というのは信用していませんので、こちらがそういうサービスを受けられるメリットがある代わりに、銀行側にもメリット(=私にとってのデメリット)があるんだろうと疑ってかかりましたが、とりあえず話を聞く予約を入れ、先ほど銀行に行ってきました。

要は、クレジットカード機能を搭載したキャッシュカードに切り替えると、口座で溜まったポイントをクレジットカードのポイントに変更できるとのことでした。あぁ、やっぱりね、クレジットカードを作らせて会費を取ろうという作戦か...と思いきや、クレジットカードの年会費は無料とのことでした。

我が家の口座は私名義ですが、キャッシュカードは嫁が管理しています。従って、クレジットカード一体型キャッシュカードに切り替えても、カードは嫁が管理するので、クレジットカード機能が使われることはないと説明したんですが、それでも銀行は、「口座のポイントを使うためだけのクレジットカードと割り切って切り替えてはどうか」と言います。それじゃ、銀行側には全くメリットないじゃん。

話を一通り聞いたところ、私の側には私が許容できないデメリットはないみたいですので、手続きをお願いしてきましたが、この取引で銀行側は何を得るのか、今だによくわかりません。

強いて言えば、「こんなにいいサービスを紹介してくれるなんて、いい銀行だなぁ。今度お金を借りるときもこの銀行にしよう。」という評判くらいですかね。

しかし、虚偽や偽装が溢れる昨今、こういう「顧客からの信用」というのが銀行にとっての大きな財産になっているのかも知れませんね。

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