2009/10/06

真の楽しみ

昨日は長男の高校の開校記念日。

家でダラダラ過ごすのかと思いきや、午前中は強制参加の模擬試験、午後は部活とのことで、いつもどおり早朝に弁当を持って出かけました。

開校記念日に強制参加の模擬試験ってなんだ?

休日を潰して強制で模擬試験を行うなど、私の高校時代には考えられないです。

本当に今の子はよく勉強しますね。

通勤車中でも、赤い半透明の暗記シートを片手に参考書を熟読する高校生をよく見ますし。

私の高校時代もこれくらいビシビシやってくれたら、今とは違った人生になっていたのではないかと思うと、今の子が羨ましい限りです。

しかし、もしそうなっていたら、ギターを手にすることもなく、今より楽しくない人生になっていたかな(笑)。

どっちもどっちですな。


行事や勉強で忙しいせいか、今の子供たちは長期的展望に立った楽しみ方というのが苦手なような気がします。

ビデオゲームの攻略本というのは端的な例ではないでしょうか。

本来であれば、プログラマーが仕掛けたシナリオを時間をかけて丹念に探り、苦しい思いをしてゴールにたどり着いてこそ、価値ある喜びが得られると思うのですが、今の子はそれに耐えられない。

ゲームを買うとほぼ同時に攻略本を買い、難しいところは攻略本を使ってクリアして、短時間での効率的なゴールを目指すんですね。

こんなゲームの仕方のどこが楽しいのかわかりません。

こんな状況なので、握力を鍛えてFコードを何とかクリアし、日々の地味なスケール練習やピッキング練習に耐え、将来のスターを夢見て地道にギターに取り組むなんて絶対無理!

いずれ子供たちが相続する私のギターやベースはどうなってしまうのでしょう。

0 件のコメント: