秋葉原で悲惨な事件が起きてしまいました。秋葉原は、私も週末にたまに行きますし、毎日通勤で通る駅ですので、決して他人事ではありません。
このような事件に関連して私的なことを書くのはどうかと思うのですが...。
実は昨日、私も秋葉原に行こうと思っていたのです。昨日のブログに書いたとおり、現在電子辞書の購入を検討しています。メーカーのサイトなどから情報を得て、候補をいくつかに絞ったのですが、やはり実機の検証は必要だろうということで、品数の豊富な秋葉原の電器店に下見に行こうと思っていたのです。
朝の10時前くらいに、嫁に
「これから秋葉原行ってきていい?」
と聞いたところ、嫁は
「時間が半端だからお昼を食べてからにすれば?」
と素直にいいと言ってくれないのです。出鼻を挫かれた私はすっかり不機嫌。出掛けるのも面倒になり、結局中止しました。
家族で遅めの昼食をとっていた頃、テレビのニュース速報がこの事件を伝えました。一家揃って血の気が引きました。嫁が素直に外出を許してくれていたら自分もあの場にいたかも知れないと思うと、多くの方がお亡くなりになった悲惨な事件という通り一遍の感情ではなく、自分の身に迫る危機として感じられました。
ニュースで多くの凶悪事件に接する機会が多い昨今、ホームで電車を待っている時には「ホームに落とされるかも」とか道路を歩いている時には「車が赤信号を無視して自分の方に向かってくるかも」など、私も一定の危機に対しては身構えているつもりですが、この事件はあまりにも衝撃が大きすぎました。「車に轢かれた上に刺される」ことまで想定して生きていかなければならない世の中なんですね。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。
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