2008/06/10

デュエル・マスターズ

我が家の次男、とても活動的で孤独や退屈に耐えられないタイプです。

この間の日曜日、次男が退屈で退屈で仕方がないようなので、「お菓子も買ってよい」という餌をつってお遣いに行かせたのですが、帰ってくるとまた退屈。

我々が子供の頃は、日曜日は近所の子供同士で遊びまくったものですが、最近は日曜日は家族で行動するお宅が多いのか、遊び相手が見つかりません。また、最近の子供はあまり外遊びをしないので誰かのお宅にお邪魔して遊ぶことが多いのですが、お父さんがお休みの日曜日は呼ぶのもいやだし、遣るのも遠慮するしという事情もあるようです。確かに、折角の休日に小学生が家の中で騒いでいるというのは、ちょっと辛い状況です。

仕方がないので、次男が夢中になっているデュエル・マスターズというカードゲームの相手をしてやることにしました。

これまで経験したことのない種類のカードゲームですね。普通のカードゲームは、トランプのように、カードの持つ能力が数値や記号で表されているものが多いと思います。しかし、このカードは、カードの持つ機能や能力が細かい文字でカードに書かれているんです。3-4行で書かれているカードが多いようですが、長いものになると7-8行も書いてあるので、いちいち読むのがかったるい。それに、読んでも意味がよくわからないし。

自分の手札となっているカードの機能を理解して作戦を立て、且つ相手が場に出したカードの機能を理解して相手の手を読み防御しなければいけない訳ですから、これは大変です。それに、次から次へと新しいカードが発売されるので、機能・能力の幅は無限に広がるわけです。次男は、ほとんどのカードの機能は覚えていて読まなくてもわかるというのですから大したものです。その能力のほんの少しでも他の役立つことに振り向けてくれたらと思いますが。

いざ勝負。次男にやり方を教えてもらいながらやりましたが、なんと私の3連勝。次男はバカ正直な奴なので、自分がダメージを負ってしまうようなすごい手を次々と教えてくれるんです。いやいや、意外と頭脳派で、私をいい気分にさせてこの世界に引き込むため、わざと負けているのかも知れません。油断がならん。

伝統的なカードゲームに慣れていると最初は違和感を覚えますが、ものすごく頭を使うので、大人がやっても面白いと思います。デュエル・マスターズのイベントで、子供に混じって対戦に参加している大人の方がいましたが、そのお気持ち、今となってはよ〜くわかります。

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