2008/06/24

国籍表記の話

今日はネタが思いつかないので、遥か昔に外国で会議に出席した時に思ったことを書きます。

ヨーロッパのとある国での会議に出席した時の話ですが、そこそこ大勢の人が出席していたため、出席者の名簿が配られました。そこには、氏名と国籍が書かれています。例えば、
Ko-san     Japanese
といった具合に書いてあるわけですね。

開催地がヨーロッパなので、出席者はヨーロッパの国の人が多かったのですが、順を追って見ていくと、French、German、British、Scotiish...。Scottish??? スコットランドって国じゃないようなぁ。スコットランドの方々は独立心旺盛ですから、「俺はスコットランド人だぞ」と主張したいんでしょうね。英国人では、Britishと書く人とScottishと書く人がいて、WalshとかEnglishと書いている人はいませんでした。スコットランド人の独立心は飛びぬけているということですかね。

ところで、連合王国といえばThe United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandという名称が示すとおり、北部アイルランドも国土の一部となっています。ここでふと思いました、北アイルランドの人はこういう場合どう書くんだろう???

あのあたりも北アイルランド問題が示すとおり、英国からの独立心が旺盛な人々が多いと思われますので、Britishとは書かないような気がします。かといってIrishでは、本当のアイルランド人と区別がつかないよなぁ。そうか、Northern Irishと書けばいいのか。でも、彼らがNorthern Irishなんてある意味屈辱的な書き方をするだろうか。

あれから10年くらい経ちますが、いまだに答えが見つかっていません。

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