2008/06/14

名古屋港を横断中

今朝は12.5kmを走り、総走行距離が375kmとなりました。我が家から大阪府庁に向かって走っているとすれば、現在伊勢湾岸道路で名古屋港を横切っているあたりです。具体的には飛鳥村の東洋プライウッド前あたりでしょうか。大阪まで残り170km、あと2ヵ月くらいで到着するかな。

今朝、ランニングをしている途中で変わった自転車とすれ違いました。言葉では説明しにくいんですが、イージーライダーのように足を前に投げ出してふんぞり返って乗るスタイルで、ハンドルはサドルの下の方にあります。ですから、手は真っ直ぐ下に下げてハンドル操作をする感じですね。

その自転車が通り過ぎた後、お年寄り2人が「あの自転車は危ない」といった趣旨の会話をしきりに交わしていました。その会話を聞いて思ったこと...、単なる先入観なんじゃないの???

自動車の運転を習い始める時、最初の難関はなんといってもクラッチを合わせることですよね。私の頃はオートマ限定などという免許はなかったので苦労しました。それでも練習しているうちに、足の裏に伝わるクラッチの感触を読み取れるようになり、無事に免許証取得。その後、自動二輪の免許をとるために教習所に通っていたときに思ったこと...二輪のクラッチって楽じゃん。二輪は車に較べてエンジンの出力が小さいし車重も軽いのでクラッチが車ほどシビアではないということもあるとは思いますが、足よりも手の方が断然感覚が鋭いということでしょうね。アクセルワークもクラッチ操作も、足よりも手の方がきめ細やかな操作が可能だと思います。

足に障害がある方が乗る、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作を全て手で行う自動車がありますね。完全な思い込みなんですが、あれって普通の自動車に較べて操作ミスが起こりやすいのではないかという気がしませんか。理屈から考えると、人間は足よりも手の方が感覚が鋭いのですから、足でアクセルを操作するよりも手で操作した方がいいはずです。これは、「標準から外れている=危険」という思い込みがそう思わせるのでしょう。

あの自転車だって、乗ってみると意外と快適で安全なのかも知れません。

単なる思い込みで不可とされていること、世の中には一杯あるんだろうなぁ。

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