2009/07/20

ハリポタ

昨日、次男とハリーポッターの映画を観てきました。

高校生の長男に感化され、くそ生意気な次男曰く、

「俺は吹き替え版じゃなくて字幕版が観たいぜ。だって、吹き替え版は声がダサイんだもん。」

ということで、字幕版を観てきました。字幕版はいいよねぇ、英語の勉強にもなるし。

今回の作品は、あまりぱっとしなかったかな。強いて言えば、あのシーンが今回のストーリーの山場だったんでしょうが、観終わっても心に強い印象が残らないというか...。

今回の作品、タイトルが"Hurry Potter and the Half-Blood Prince"というタイトルだったんですが、邦題は「ハリーポッターと謎のプリンス」。"half-blood"を「謎」と丸めちゃったところが何とも残念。ストーリーの展開から言って、"Half-blood"という言葉にいろいろなことを想像させる隠喩が含まれていると思うんですが、「謎」じゃぁ何が何だかわからないし、想像のしようもないもんなぁ。

思い切って、昔の外タレのLPのタイトルのように「超意訳」をしてしまってもいいんじゃないかと思いましたが、ストーリー中に"Half-Blood Prince"が登場するので、"Prince"という言葉を生かさないと、これまた訳がわからなくなるしなぁ。

翻訳者のお仕事のジレンマを感じさせる作品でした。

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