2008/09/12

エレベーターの変な人

私の会社(と言っても私の所有物って意味じゃありませんがね)は、オフィスビルにテナントとして入っていますので、エレベーターには他の会社の人と乗り合わせることになります。

今日も、他の会社の知らない人とエレベーターに乗り合わせました。私より少し年上という感じの男性だったのですが、その男性、エレベーターの中でなぜか私のことをチラチラと見ているんです。面識があるので挨拶をするといった感じではなく、横目で私をチラチラ見てる感じ。エレベーターの中は私とその男性の二人きり。何かあっても助けてくれる人がいません。

男性は遂に意を決し、行動を始めました。私に背を向けて壁の方を向き、ベルトをゆるめ、ズボンをずらし...。「うおぉぉー、一体何をするつもりなんだぁぁぁー。」と焦ったのも束の間、ズボンの中のシャツを直していました(笑)。

きっとその男性は、ロビーでエレベーターを待っている段階から一人エレベーターの中でシャツを直すことを計画していたものの、運の悪いことに私も一緒に乗り合わせてしまったものだから、計画の実行に迷いが生じ、逡巡の後に決行したということなんでしょう。

しかし、仮にエレベーターの中で一人になれても、監視カメラはありますし、途中階で誰かが乗ってくるというリスクもあります。エレベーターの扉が開いた瞬間、中にズボンをずらした男性がいたら気まずいよなぁ。女性と対面してしまった場合には、ちょっとした事件にすら発展しかねません。そんなリスクを冒してまでよく決行したなぁ。トイレでやればいいのに。

でも、昔の年寄りの中には、ところ構わずズボンの中のシャツを直している人もいましたね。昔は共同体意識が強かったので、人前でズボンを下ろすことくらいは恥ずかしいことではなかったんでしょうね。

時代が変われば価値観も変わり、今ではただの変な人になってしまいますので気をつけましょう(笑)。

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