2008/10/03

点字ブロック

昨日目の不自由な方のことを書いていて気になったことをひとつ。

最近では歩道や建物の通路の多くに点字ブロックが設置されています。先日とある建物の通路を歩いていると、そこにも点字ブロックがありました。そこの点字ブロックは広い通路のほぼ中央に設置されていて、なんとなくセンターラインの役割も果たしているようでした。つまり、右に行く人と左に行く人が点字ブロックを境にして分かれて歩いている感じ。なるほどね、こんな使われ方もするんだ。

この光景を見ていてふと気付いたことが。健常者と同じように、目の不自由な方の中にも右に行く人と左に行く人がいるはずです。そんな二人が同じ点字ブロック上を歩いてきたら...。

日本全国に目の不自由な方がどのくらいいらっしゃるのかわかりませんが、比率としては少ないと思われるので、「二人の人が同じ点字ブロックの上を逆方向に向かって歩く」ということが発生する確率はものすごく小さいとは思います。しかし、そのようなことが実際に起こって、回りに人がいなかったら、大変なことになるんじゃないかなぁ。

発生確率の問題やコストの問題もあるんでしょうが、上り用点字ブロック、下り用点字ブロックの設置を考えてもいいのではないかなとちょっと思ったりします。

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