2008/10/24

一年ぶりの先生

年に一度、先生役をしております。

同じ業界で働く若い人にお集まりいただき(中には数名年寄りもいますが)、仕事に関する講座を2コマ講義しています。講義とは言ってもたいしたものではなく、簡単なテキストとスライドを用意して、拙い知識と経験をお話しさせていただくだけですが。今日がその日でした。

毎年のこととはいえ、緊張するんですよねぇ。特に今年は超多忙で準備不足の上、抜け毛で気分が沈みがちな時期に講座が巡ってきてしまいましたので、自信のなさといったらもう・・・。

ですが、まな板の鯉と覚悟を決めて話し出せば興が乗ってくるものです。事前に頭の中で考えていたト書きは全て真っ白になって吹っ飛びましたが、全行程アドリブで切り抜けました。う〜ん、心地よい緊張感。

それにしても気になるのは聴衆の反応です。こちらの話に頷いてくれる人や、わかった!という顔をしてくれる人がいると安心するんですよねぇ。年寄りにはこういう人が多いように思います。何人か混ざっていた学生さんは、一生懸命メモをとってくれている。これも安心材料。2〜3年仕事を経験した若者は遠慮がないですなぁ、堂々と寝てます(泣)。まぁ、こういう講座への参加を日頃の激務からの束の間の解放とばかりに遊び半分の人もいますから(私も若い頃はその口だったなぁ)、多少の撃沈はしかたのないこと。

そしてやってきました判定の時が。講義終了後の質問たーいむ! ここで質問がないと、自己否定されたようで寂しいんですよね。今年も2人質問にきてくれました。しかも結構若い人が。私の話に関心を持ち、私から何かを吸収したいと思ってくれた人が少なくとも2人いてくれたことが嬉しかったっす。

今夜はうまい発泡酒が飲めそうです。

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