2008/10/01

弱い雨の残る今朝、駅で電車を待つ人の半分くらいが傘を持っていたでしょうか。

私を同じ駅から電車に乗り込んだ50代後半くらいの男性、乗り込んでから通路をするするっと進み、つり革を確保しました。そして、手に持っていた傘を徐に上の方に掲げました。

「まっ、まさか、傘をつり革の横棒にぶら下げるつもりのなのか!?」

見ていたら、傘のもち手をつり革の横棒に引っ掛け、先端を網棚に載せました。どうもその傘は使用済みらしく、ところどころに水滴がついています。網棚とつり革の横棒の間に渡された傘は、もち手側から先端に向かって下向きに傾斜していますので、下手したら、水滴がつつっと傘の先端に移動して、「♪湯気がてんーじょからポタリとせなーかにぃー♪」状態になってしまうのではないか。結局私の心配は杞憂に終わり、トラブルもなく降車駅に着きました。

しかし、使用済みの濡れた傘を網棚に載せるという行動はすごいですよね。水滴が落ちたくらいで済めばいいですが、傘自体が網棚の隙間をすり抜けて座っている人を直撃したらと思うと、ちょっと恐ろしいです。

世の中、いろいろな人がいるものです。

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