2008/10/07

不要家電の行き場

夕べ帰宅すると、嫁が次男に「何かお父さんに言うことがあるんじゃないの?」と促しています。う〜ん、また何か失くしたとか壊したとか、いやな話を聞かされるのかなぁと身構えていると、

「お父さんの余っているiPodを使わせてください」

次男は、我が家で一番の芸能通で、ジャニーズ系のグループが大好きです。最近は悲壮感にはまっていて、長男のiPodを借りて聴いているようです。そんな次男、たまたま長男のいないときに悲壮感を聴きたくなってしまったのでしょう、長男のiPodを勝手に使って叱られたそうです。「お父さんの古いiPodが余っているから使わせてもらえば」という嫁の入れ知恵により、このような話になったようです。

小学生にiPodなんか使わせていいのか。壊されるんじゃないか。と若干の不安がなきにしもあらずですが、iPodなんて使ってこそなんぼと腹を決め、快諾しました。最初から曲が空では寂しいだろうと、次男の趣味には合いませんが、私のRock & Bluesコレクションを残したまま贈呈しました。次男はうれしかったとみえて、早速曲を聴いていました。

「何を聴いているの?」と嫁。

「なんとかもとはるという人の曲」。

私のコレクションに入れられた日本人アーティスト、サディスティックミカバンドと佐野元春のうち、後者を選んで聴いていたようです。サディスティックミカバンドって名前が変で怪しいしね。

考えてみれば、型落ちして不要になった家電はみんな次男のところへ行くような気がします。以前私が使っていた携帯CDプレイヤー、iPodを買ったときに長男にあげようとしたら、「でかいからいらない」と言うので、次男の元へ旅立っていきました。以前居間で使っていたCDラジカセ、ミニコンポと買ったときに長男にあげようとしたら、「ださいからいらない」と言うので、これも次男の元に旅立って行き、今は奴の部屋に鎮座しています。

次男は、長男のような生意気を言わず、大抵のものは喜んでもらってくれるので、不要になった品々は次男の元を目指すことになります。ひょっとしたら、我が家で次男が一番の物持ちかも知れません(笑)。

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