2008/10/29

ゼップ再結成

レッド・ツェッペリン、ロバート・プラント抜きの再結成を認める?

ヤフーニュースにこんなタイトルのニュースがありました。なんでも、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジェイソン・ボーナムの3人は、再結成に乗り気でないロバート・プラントの代役のボーカリストを交えて、再始動に向けたリハーサルを行っているそうです。ゼップファンには複雑なニュースです。

しかし、なぜ突然の再結成? クリームの再結成のときのように、誰かお金に困っているメンバーでもいるのでしょうか。それともこの間のロンドンの再結成ライブが好評だったので調子に乗って再結成ということでしょうか。

再結成って微妙ですよね。クリーム再結成時のライブパフォーマンスにはがっかりしましたが、ゼップの場合はどうなんでしょうか。ファンには全盛期のパフォーマンスの記憶があり、心の底ではそれが再び見られることを期待しているので、きついよなぁ。クリームの時は、ジャック・ブルースはスツールに座ってベースを弾き、エリック・クラプトン大先生は一人でギターを弾くのはきついと言い出す始末。伝説は伝説のままにしておいた方が良かったですねって感じです。

ゼップはどうなんでしょうねぇ。ロンドンの再結成ライブは見ていないのですが、雑誌などに載っている写真を見ると、ジミー・ペイジ先生も身体にお肉を蓄え、頭も真っ白、往年のイメージがありません。あの容貌で前ノリのギターを弾かれた日には、リズム感の悪い二流ギタープレイヤーにしか見えないんじゃないかなぁ。

それにロバート・プラントがいないんじゃねぇ。ロバート・プラントがハイトーンボイスを響かせないとゼップじゃないですよ。プラントはピークの期間がすごく短くて、現役のときですらライブパフォーマンスでは高音部分が出ていませんでしたから、今回の再結成にプラントが加わったとしても、その歌声を聴いてがっかりってことになるような気がします。プラントのインタビューなど読むと、彼が再結成に加わりたくない気持ちがわからなくもありません。

見るとがっかりすると思っていても、見たいと思ってしまうファンの心、複雑です。

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