2008/04/27

多聴多読

昨日走りすぎたせいか、今朝は右膝は痛いし小雨も降っていたので、ランニングはやめて、雨が上がってから10km程ウォーキングしてきました。午後は子供を連れてちょっと遠くの公園まで散歩に行きましたので、全部で15kmくらい歩いた感じです。ランニングの時は6時台に走るのですが、今日は雨が上がるのを待ってから出かけたので9時頃だったでしょうか。同じコースでも時間帯が違うと違う人たちがウォーキングやランニングをしていて景色が新鮮ですね。

さて、2-3ヵ月英語を勉強してきましたが、いまひとつ伸びが感じられない。何とかならないものかと思い、昨日の夕方、本屋に語学雑誌の立ち読みに行ってきました。田舎の本屋のせいか、あまり雑誌の種類がなかったのですが、その中でも特に気になった記事が「多聴多読」というものです。文字通りたくさん聴いてたくさん読むということですが、読者のインタビュー記事を読むとみんな努力しているんですね。通勤電車で英語を聴き、家に帰ってきてから本を読んだりCNNを見たりと結構ハードに頑張られているようです。

私の英語の勉強は週末のI Know!と、帰りの電車で気分が乗れば英語のPodcastを聴く程度で、殆ど本は読んでません(恥)。「発音できない単語は聞こえない」という説もありますので、ここな何か読んどかないとと、その足で本屋で洋書コーナーを覗いてみました。悲しいかな田舎の本屋、それほど洋書は置いてません(泣)。あまり種類がない中でも、「マジソン郡の橋」というのを見つけました。出だしをちょろっと読んでみて、「これならそれほど苦労しないで読めるかも、値段も1000円ちょっとだし」。買おうかなとも思ったんですが、「いやちょっと待てよ、たしか家の本棚に買ったまま放置されているペーパーバックが何冊かあったはずだ」と思い返し、結局買わずに帰ってきました。

今日、本棚をあさってみると、出てきました、買ったままほったらかしの「ドクトルジバゴ」と「エデンの東」が。なぜ、「ドクトルジバゴ」と「エデンの東」なのか。私、学生の頃はロシアの小説が好きで、文庫本で結構読んでいたんです。「ドクトルジバゴ」もどんな話なのかなぁと以前から興味を持っていて、ロンドンかどこかの古本屋で巡り合った時に勢いで買ってはみたものの、一向に読み進むことができず、後で日本語訳の文庫本を買って読んだという悲しい思い出のある本です。「エデンの東」は学生の時にスタインベックの「怒りの葡萄」に感動し、次は「エデンの東」をと思って買ったものの、本の厚さに負けて手がついていないという、これまた悲しい思い出のある本です。こんな悲しい思い出は振り捨てて、「マジソン郡の橋」を買いたいところですが、買って中途半端に終わってしまうと嫁に怒られるので、とりあえずは家にある本を読んでみようと思います。しかし、「エデンの東」は電車の中で読める厚さじゃないよなぁ。

昨日、本屋の洋書コーナーを覗いて思ったんですが、昔に比べて洋書が格段に安くなりましたね。為替レートの関係もあるのでしょうが、昔は輸入取扱会社がたっぷりマージンを確保してたので、東京の大手の書店でも市場とはかけ離れた為替レートで販売されていた記憶があります。それが今では、こんな田舎の本屋でも割りと適正価格で売られています。今は、インターネットを使って海外にオーダーすることもできますし、国内のアマゾンでも洋書にべらぼうな価格はつけていないので、本屋取り扱いの洋書も適正価格になってきたのでしょうね。いい時代になったものです...とは言っても洋書をほとんど買わない私には経済的利益はありませんが(泣)。

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