2008/04/30

技術的挑戦

昭和の日でお休みだった昨日、家でぐたーっとしていると、長男が「You Tubeにアップされている上新電機の歌をiPodに入れたいんだけど、どうすればいいの?」とお馬鹿なことを聞いてきました。上新電機の歌って知ってますか? 上新電機の店内で流れている「じょーっじょーっじょーっじょぉしーん」ていう奴です。どうすればいいかは大体わかるんですが、教えるのが面倒臭かったので「知らない」と答えておきました。諦め切れない奴はあちこちのサイトを探りまくり、遂にツールを見つけてiPodへの取り込みに成功したようです。

一応、「なんでそんな曲をわざわざiPodで聴きたいの?」と突っ込みを入れておきましたが、こういうことって馬鹿にしちゃいけないんですよね。奴だってそんな曲をわざわざiPodで聴きたいはずがありません。これは技術的挑戦なんですよね。

思えば私も、家の余っているPCにLinuxをインストールしたり、それをWindowsマシンと繋いだり、挙句の果てにLinuxでプロキシサーバーとプリントサーバーを仕立てたり、全く必要性のないことに多大な時間と少しのお金を費やしていた時期もありました。こんなことをすると、インターネットを使う時や印刷する時には、WindowsマシンとLinuxマシンの2台を立ち上げないといけいないので、一般家庭でのオペレーションでは百害あって一利なしです。子供はLinuxマシンをシャットダウンすることができないので、子供が使うと私が帰宅するまでLinuxマシンを立ち上げたままにしておくので、家計にも環境にも優しくありません。たとえそんな不便があっても、「俺はLinuxにsambaを導入してWindowsマシンと繋げる技術を持っているし、プリントサーバーを仕立てることのできる男だぜ!」という勲章が欲しいものなんですよね。

長男の動機もこれと同じだと思います、取り込んだ後、「やっぱり消そうかなぁ」って言ってたし。世の中では勉強できる奴が偉いのではなく、知恵のある奴が偉いんです。これからも技術的挑戦を続けて、自分のハードルを高めていってください。でも、あまりお金のかかることはやめてね(笑)。

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