2008/07/02

妊婦さん

今日は電車通勤ネタです。

私は普段、乗り換えがスムーズにいくように、降りる駅で階段の前に停まる車両を利用しています。利便性を求めるのは誰でも一緒ですから、恐らく他の車両に較べて混雑度は高いと思います。

車内に乗り込むと、座席は勿論、つり革もほとんど空いていない状態なので、つり革につかまっている人の背中に挟まれる場所にポジションをとっています。最初のうちは、左側のつり革につかまっている人、右側のつり革につかまっている人、その間に立っている人と3つの列ができますが、2-3駅過ぎると、隙間に立っている人の列が2列になり、座席と座席の間に4列の人並みができることになります。そのころには、もう車内はすし詰め状態で、まさに足の置き場もないという状態になります。

そして今朝、いつもの車内ポジションをとると、私の右隣には妊婦さんが立っています。正直、自分の不運を呪いました。この車両の混雑度具合を知らず、偶然乗り合わせてしまったのでしょうが、妊婦さんが押し合い圧し合いの電車に乗るなんて耐えられないっす。誰か気を利かせて席を替わってくれる人はいないのか、超混雑が始まる前に途中駅で降りないだろうかと期待しましたが、どちらも現実にはなりません。えぇい、腹を決めるしかありません。「電車は混んでいて最悪だったけど、隣の人が気を遣ってくれたのが不幸中の幸い」と思っていただこうではありませんか。

混雑して4列になってきたあたりで、前の人の頭越しに右手を伸ばし、空いているつり革をゲット。私の前に立っている男性には申し訳ないけど、妊婦さんに圧力がかからないように、左側から押し寄せてくる圧力を前の男性に向かって逃がす。いよいよ混んできて、妊婦さんに圧力がかかりそうになるので、私の左側に立っていたお姉さんを、お姉さんの左側からの圧力と私からお姉さんへの圧力で私の後ろへ逃がす。これでなんとか妊婦さんのお腹の前方に隙間をつくることができました。

もちろん感謝なんかされませんが、自分の気分がよくなったことだけで充分です。

ところで、私の左隣にいたお姉さん、カバンを肩にかけたまま混雑する電車に乗り込むのは止めましょうね。はっきり言って邪魔です。混雑した電車では、カバンは自分の前で抱えましょう。

0 件のコメント: