2008/07/16

モンスター・ペイシェント

今日、世間で噂のモンスター・ペイシェントを目撃しました。

室内なのに帽子にサングラス、白とグレーの横じまのニットのズボン、赤い靴といった、見るからに只者ではないおばあさん。

9時20分から診察の予約が入っているらしいのですが、9時前から「まだか、まだか」と催促し、受付の事務員さんを困らせています。看護士さんが通るたびに、「まだですか、薬だけください」と言い続け、事務員さんも看護士さんも「先生に診察してもらった後でないと薬は出せません」と根気強く答え続けています。」

事務員さんに話しかけるのも他人のことはお構いなしで、患者さんと事務員さんが話しをしている脇から入り込んで自分の話をするという傍若無人振りは目に余るものがあります。そのうち遂に痺れを切らしたか、呼ばれもしないのに勝手に診察中の診察室に入り込み、看護士さんに退場を喰らっていました。それも1度のみならず2度、3度。「私の順番は遅くなってもいいから、早くこの人を診察して、早く帰してください」とみんなが心の中で思っただろうと思います。少なくとも私は思いました。

そのうち、看護士さんも何かで気を紛らわせようとしたんでしょうね、体温を計るように指示が出ました。しかしこのおばあちゃん、体温計が壊れていると言って体温計を交換させ、その上「脇から抜くと37度になっちゃう。ここの体温計はみんな壊れている」と驚きの発言。それはあんたの体温が37度ってことなんじゃないの。

9時40分頃にようやくこのおばあさんの順番が来て、その後は大きなトラブルを起こすこともなく帰ってくれました。

病院の看護士さんも事務員さんもなぜかこのおばあさんの名前を知ってるんですよね。ちょくちょく来て同じようなことをしているってことなんでしょうね。

声を大にして言いたい!
病院はあんただけのものじゃないんだ~っ!

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