2008/07/30

自転車

最近、中三の長男がママチャリを欲しがっているらしいのです。

奴は小学校高学年の時にマウンテンバイクが欲しいと言い出しました。それまで乗っていた自転車が小さくなって危険な状態ではあったので、長く乗るならとちょっと高かったけど真っ赤なマウンテンバイクを買ってやりました。喜んで乗ってましたね、暫くは。

中学生になり、部活の遠征など友達同士で自転車で出掛ける機会が増えるにつれて、奴は気付いたらしいのです、「マウンテンバイクなんかに乗っているは俺だけだ...」。最近は、マウンテンバイクに乗っているところを友達に見られるのがいやなようで、マウンテンバークはシートをかぶったままです。長男の現在の価値観では、「マウンテンバイク=かっこ悪い、ママチャリ=いけてる」ということのようです。

先日の部活の遠征時に自転車でこけた拍子にサドルが切れてしまい、サドルの中のスポンジに溜まった水でお尻がぬれてしまうことも不満のようです。「お尻がぬれていやだ」、「マウンテンバイクじゃかっこ悪くて友達とプールにも行けない」云々、あまりのしつこさに根負けした嫁は昨日長男を自転車屋さんに連れて行ったそうです。自転車屋さんも、「中学生くらいになるとみんなママチャリ乗るよね」と言っていたとのことで、ママチャリをカッコいいと思うのはうちの長男だけではないようです。

自転車屋さんから、「安い自転車はすぐ錆びるし、壊れやすい」、「27インチは26インチに較べて価格が急激に高くなる」云々のコンサルテーションを受けた結果、費用対効果を考えて、マウンテンバイクのサドルを交換して暫く乗ることにしたそうです。私としては、余計な出費が減って大助かりですが。

しかし、中学生の価値観てわからないですね。ママチャリがかっこいいとは...。オンロードタイヤに交換したマウンテンバイクに乗っている私は、中学生からはどう見られているのでしょうか。

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