2009/01/08

言い方ひとつで...

今朝の通勤電車での出来事。

今朝は途中で座ることができ、3人掛けシートの端に座りました。途中駅で反対側の端に座っていた人が降りたので、私の隣に座っていた女性が端に移動しました。空いた真ん中の座席に50代くらいの男性が座りました。

すると、端に移動した女性がもぞもぞしながら、「すいません」ととてもフラットな声で真ん中の男性に声を掛けたのです。男性は女性がどうして欲しいのかわからず、きょろきょろしています。更に女性が「ちょっと下が...」と不機嫌そうに声をかけ、男性は自分のお尻が女性の上着の端を踏んでいることに気付きました。男性が軽く腰を浮かした間に、女性はさっと上着を強く引っ張り事は解決したように見えたんです。

しかし、この後、男性が荒れてしまいました。心の中では「まったくもう」と言っているんでしょうね、「たっ!」と小さな声を出してみたり、カバンからおもむろに新聞を取り出し、不自然なまでにガサガサと音を立てたり、とにかく収まらない感じです。

まぁ、気持ちはわからなくもありません。冷淡に声を掛けられ、挙句に怒ったように上着を引っ張られたのでは、「最初から踏まれないようにしとけよなぁ」と言いたくもなりますわなぁ。

冬はコートを着て電車に乗るので、座席に座るとコートの裾が隣の座席にはみ出しちゃうんですよね。私は隣に人が座るときにはさりげなく裾を手前に引っ張って踏まれないようにしていますが、無頓着な人も結構います。座ろうとしているのに裾の始末をしてくれないような人の隣に座る場合、人様のコートの裾をつまんでどかすわけにはいかないし、かといってお尻で踏んでしまうのも申し訳ないしと対応に困ってしまいます。

何事も物の言い方ひとつで、気分よく終わることもできれば気分を害して終わることもできます。朝から気分の悪い思いをさせられるのは勘弁してほしいところです。

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