2009/01/31

雨の日は本を読む

昨日からの雨が今朝も止まず、走れません。先週の日曜日は法事で走る距離を延ばせなかったので、今日のランニングで月間走行距離100km突破を目論んでいたのに、この雨ではねぇ。1月の月間走行距離は99kmで終わってしまいました(泣)。

こんな日は英語でも勉強するかと、朝からI know!に取り組み、中途半場に残っていた課題をガガガッと片付け、4つめのコースを完了させました。しかし、歳をとると物覚えが悪くなり、学習したはずの英単語が頭に残らず、悲しくなります。でも、諦めて勉強すらしなかったら、もっと悲惨な状況に陥るんだろうなぁということで、「現状維持」を目標にゆるく続けて行きたいと思います。

さて、この間、暇に飽かして「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」というムック本を買ってみました。これでも私、若い頃はなかなかの読書家、本だけは金に糸目をつけずに買っていました。通勤電車では常に本を読み、途中で読み終わってしまうと通勤途上で次の本を買うくらいのチェーン読書家。

しかし、今は通勤の時間は英語の勉強に充てていますし、他にやりたいことややらなければならないことも多くてなかなか読書に充てる時間がとれません。それに、いろいろ物入りなことも増えたので本にお金を回す余裕がなくなってきました。

本をあまり読まなくなったせいか、最近、読む力の衰えを感じるんですよね。昔は、新聞でも何でもささっと読めば大体頭に入ったのに、今ではじっくり読まないと頭の中に納まりません。書き手の責任もあるとは思うんです。ビジネスのスピードが速くなり、じっくり文章を練ることをしない人が増えたのでしょう、読み手に理解させるという心遣いがなく書き手の視点だけで書かれた文章や、語彙が少なく表現がしょぼかったり、言葉の使い方が間違っていて意味が正確に伝わらないような文章が多すぎっ! さはさりながら、私自身の読む力も衰えていることは間違いありません。

頭の現状維持を目指して本を読もう! という訳で、選書ガイドとして上の本を買ってみました。本当はビジネス書やハウツー本というのは好きではありません。文学作品が好きです。しかし、ある程度の年齢になると、「世の中を知っている」ということが人の価値を決定する重要な要素になってくるということに気付きました。若い頃と違って、細かいことはもうあまりできません。おっさんの役割は、一般常識や世の中の流れに照らしてどう行動すべきかという指針を若い人に示すことでしょう。そんな訳で、今更ながら、こういう類の本でも読んでみるかと思った訳です。

こんな雨降りの日は、読みたい本をじっくり探すのにちょうどいいな、ブックオフで(笑)。

0 件のコメント: