2009/01/26

無為で長い一日

昨日は、長男の初の高校受験の合格発表日。本人もドキドキでしょうが、親も始めての体験なのでドキドキです。

合格発表といえば、学校に出向き、掲示板を見て泣き笑いという光景が思い浮かびますが、この学校の場合は郵送による発表とのことなので、家で速達郵便が来るのを待ちわびるという光景になります。

私は昨日法事があったため、法事が終わってからゆっくり見ればいいやと外出。長男は、塾から呼び出しの電話があり、朝、慌ててすっ飛んでいきました。こいつはバカというか、翌日の予定をよく確認しないまま帰宅してしまうので、今日は塾休みとのんびりしているところへ塾の先生から呼び出しの電話が来るというパターンがよくあります。

法事が終わって午後2時頃、ドキドキしながら帰宅してみると、嫁は居間の真ん中に不機嫌顔で座っており、次男がその横に寝そべってゲームをしています。う〜ん、この顔では不合格だったのか。恐る恐る結果を聞いてみると、

「まだ、結果が郵送されてこない(怒)!」

塾に行っている長男からの携帯メールによると、一緒に受験した塾仲間の家には午前中に速達が届き、みんな合格を喜んでいるらしい。待ちくたびれ且つ不審に思った嫁は、郵便局に電話しました。折り返し郵便局から、速達の受付を確認できた、今日の配達便に必ず乗せると連絡をいただきました。

しかし、来ない。だんだん嫁のイライラが募ってきます。嫁は、洗濯も掃除も食事もほっぽって、速達の到着を待っているので(何でそこまで力を入れるか!?)、イライラは相当のものでしょう。人のイライラって伝染するんですよね。私も次男もだんだんイライラしてきて、口をきくと火花が散りそうな飽和状態へ突入。

嫁が、郵便局にもう一度電話してみると怒り顔で言うので、まあ待て。「まだ速達こないけど、ちゃんとポストに投函したんかい、このボケー」と高校に文句をつけるならまだ理があると思うが、郵便局は郵便物の配送をしているだけ。文句を言われたって、配送準備のできていない郵便物は届けられないだろう、となんとか宥めて思いとどまらせました。

遂に日も暮れて夜になりました。長男も塾から帰宅し、イライラ。「学校が、合格した子の結果を優先的に発送して、不合格の子は後回しになっているんじゃないか」など、疑心暗鬼になってきます。そこへ

「ぴんぽ〜ん!」

キターーーーーーーーー!

レターオープナーで丁寧に開封し、家族で囲んで「お願いします」と拝んだ後、長男が結果を取り出すと...

合格〜!

ほっとしました。これで奴が来春路頭に迷う事態だけは避けられました。しかし、今回は保険のための受験、今後の本命に向けて、頑張って欲しいものです。

しかし、何もできず、ただ待つだけの一日。
あ〜、疲れた。

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