2009/03/27

勧誘電話

最近、わけのわからない電話が多いですね。

ついさっきも某有名電話会社の代理店らしき会社から電話がかかってきました。

「お客様のお住まいの地域の光回線工事が完了しました。

お客様はどちらのプロバイダをお使いでしょうか。

電話機の近くにモデムという箱があると思うのですがどちらのメーカーのものをお使いでしょうか。

現在○○○のADSLサービスをご利用ですね。そういたしますと、現在の状況と使い勝手が全く変わることなく光回線をご利用いただけます...」

???

「ちょっと待ってください。この電話の目的はどのようなことでしょうか?」

「はい、ですから、お客様のお住まいの地域の光回線工事が完了しましたので、お客様には工事費等の費用のご負担を頂くことなく、光回線をご使用いただけます。そのために、環境の確認をさせていただいております。」

はぁ? そういうことって、こちらが光回線に変える意思を表示した後に聞くことなんじゃないの?

「あの、すみません。お電話の趣旨は、光回線の勧誘ということでしょうか?」

「まぁ、そうですね。最近はデジタル対応のコンテンツが増えて参りましたので、アナログ回線ですとご利用できないものもあるかと思いますので...」

はぁ? ADSLって電話線にデジタル信号流してるんだよね。

「すみません。そういうご趣旨でしたら、光回線に変える意思がありませんので結構です。」

「はい、わかりました。失礼しました。」


全国的に有名な電話会社の代理店なのに、話の持っていき方が詐欺まがいに感じました。目的を告げず、相手の意思確認や商品の説明をすることなく、いきなり環境調査と称して光回線に切り替える前提で話を進めるというのはあまりフェアなやり方とは言えないように思います。意思の弱い人やインターネットの仕組みをよく理解していない人だと、「はい、はい」と生返事をしているうちに契約させられてしまうかも知れませんね。

しかし、ADSLをアナログって言っているような訳のわからない人が、でまかせのような説明をして、インターネットにあまり明るくない消費者を取り込むことによって、光回線のシェアってのは上がっているんですかね。恐ろしいことです。

こういう、正々堂々としておらず且つ商取引慣行に則っていない勧誘というのは、非常に不愉快ですっ!

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