2009/03/29

若者の消費行動はわからん

金曜日のミュージックステーションにOasisが出演したようですね。

Oasisは聴いたことがないのでどんな曲を演るのか聴いてみたいとは思いましたが、9時からは次男の要望で「ルパン対コナン」にチャンネルを切り替えることにしていたので、「どうか、9時までに出演してくれ~」と祈る気持ちで見ていました。しかし、祈り届かず(泣)。Oasisを見ぬまま、我が家のテレビは4チャンネルに切り替えられました。

しかし、我が家には気の効くやつがいました。MステにOasisが出るらしいという話を聞いていた長男、奴はそれほど音楽に興味を持っていないので、Oasisが何者なのかも知らないはずなんですが、こっそりMステを録画していました。しかも、携帯電話の録画機能を使って。(携帯電話でワンセグの録画が出来るってことも驚きですが。)

そして、昨日番組を一人で堪能した長男、「Oasis、すごく良かったよ」。おぉ、こいつも遂に音楽に興味が出てきたか。そこで、私、音楽雑誌から仕入れた薀蓄を垂れてやりました。

「Oasisは1994年のデビューアルバムは既にバンドの全ての要素が含まれ完成したものらしい。バンドは常にこのデビューアルバムと対峙しながら活動してきたらしぞ。言ってみれば、イーグルスのホテルカリフォルニアみたいなアルバムってことだな。セカンドアルバムは世界で1500万枚も売れたらしいぞ。こういう名作と呼ばれるアルバムは手元においておきたいよね。あとでブックオフで500円で売ってないかみてくれば?」

「いや、You Tubeで聴けるから、別にCDはなくてもいいよ。」

ガクッ。今の若者のメンタリティってこんなもんなんですかね。確かに、限られたお小遣いでやりくりしている奴にとっては、CDの優先順位は低いんでしょうが、You Tubeの音とCDの音は違うぞっ!なんてことは気にしないんでしょうね。

これじゃ、CDも売れない訳だ。

因みに、私もCDは大抵中古を買うので、アーティストの著作権収入には全く貢献していませんが(笑)。

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