2009/03/01

長男、走る

高校受験も終わり、結果を待つのみの長男、割かれるのを覚悟したまな板の上の鯉の心境なんでしょうか、ものすごくリラックスしてダラダラ過ごしています。まぁ、人間、メリハリが大切です。これまではやりたいことも我慢して勉強していた訳ですから、気を緩めるのもいいでしょう。

しかし親としては、リラックスする中にも一本筋の通った生活をして欲しいところです。長男が第一志望としている学校は、春は新入生歓迎マラソン、夏は2kmの遠泳、さらに50kmのマラソン大会と、強靭な体力が求められる学校ですので、夏に部活を引退しすっかり身体がなまっている長男は、「受験が終わったら50kmマラソンに備えて走ろうかな~」と言っていました。受験が終わった今こそ始めるチャンスではありませんか。

そこで、夕べ、提案してみました。
「おーい、明日から走ろう!」
「いや、もう少ししてから...」
「それじゃ、これを吸い終わったら禁煙すると言っている意志薄弱な人と同じだっ! 今始めないでいつ始めるんだっ!」
「確かにっ! よし、明日から走るぜ!」

さすがに親と一緒に走るのはいやみたいで、奴は今朝6時に一人起床し、6時15分頃に出かけて行きました。私は、コーヒーを一杯飲んで、6時半頃に出かけました。奴には、私がいつも走っているコースの途中の橋で折り返す5kmコースを教えておいたので、そのうちすれ違うだろうと目を凝らして走っていたのですが、最後まですれ違えません。帰宅後に聞いてみたら、道がわからなくなり、予定より3つ手前の橋で折り返したそうです。をいをい、それじゃ2.5kmコースじゃないか(笑)。

距離は短いけど、走り出しただけでも偉いと思います。「どうせ無理」とか「ありえねーし」といった安易でネガティブな反応をせず、私の口車に素直に乗って「やってみるか」とトライしてみるところが奴の良いところ。これからも、「とりあえずやってみる」精神を持ち続けて欲しいものです。

えっ? 私ですか? 昨日はサボってしまいましたし、夜は頂き物の上物のお肉をすき焼きでたらふく食べてしまいましたので、きっちり13km走らせていただきました。

0 件のコメント: