2008/03/05

なんちゃってインフルエンザか?

週末を挟んで金曜日、月曜日と期末テストだったうちの長男、土曜日の夜に急に高熱を出しました。素人の私が見てもいかにもインフルエンザっぽい。幸い、近くに週末も開いているクリニックがありますので、日曜日にそこに連れて行きました。

インフルエンザ判定キットで検査の結果、陰性。お医者さん曰く

「発症してからあまり時間が経過していないから、キットが反応しないのかも知れません。症状から見てインフルエンザだと思うので、学校に伝えて出席停止にしてもらってください。診断書が必要であれば、インフルエンザということで出します。」

いいですねぇ。客観的データ一辺倒の昨今、客観的データだけに頼ることなく、これまでの診療経験、主観的な所見を踏まえたアドバイスをしてくれるお医者さん、頼りになります。

最近、診療拒否とも言えるようなたらい回しが頻発していますが、医師の側からしてみると、訴訟リスクや患者の暴言が医師のモチベーションを下げているという現実もあるそうです。クレーマー患者やモンスター・ペイシェントと呼ばれる人たちがいるみたいですよ。確かに、患者のために良かれと積極的な処置を施した結果、医療ミスと訴えられてしまうのでは割に合わないですものね。

考えてみれば、素人である我々が病気や怪我に対応する手段としては自然治癒への期待しかないわけで、自然治癒では命が危ないあるいは専門家の処置を受けて楽になりたいから専門家である医師を頼るわけです。勿論、医療行為に対して診察料をお支払いするわけですが、お金以外に感謝の気持ちを持ってもいいように思います。放っておいたら死んでしまうような症状で病院に行き、処置を受けたがだめだったなんて場合でも、医師のアラを探して訴えるのではなく、よくやっていただきましたと感謝するのが筋なのではないかしら。

えっ、うちの長男ですか? 月曜日は学校を休みましたが、昼頃にはすっかり熱が下がり、火曜日には登校して振り替えで中間テストを受けさせてもらいました。火曜日は部活の朝練に出たっていうくらい回復したんですが、なんだったんでしょうねぇ、あの高熱は。

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