2008/03/17

和製英語かと思ったら...

今朝の通勤電車でのことです。私の乗っている電車は途中で空いてくるので、通勤時間最後の20分間くらいは座ることができます。今朝もいつものように座っていると、私の前に立っている男性が持っているビジネスバッグのタグが目に付きました。ブランド名でも書いてあるんだろうと思いましたが、手持ちの本もなく暇だったので、目を凝らして読んでみました。

"American Tourister"

「Tourister??? なにそれ? 日本のメーカーがいい加減な英語のブランド名を使って売ってるんだろうなぁ。Touristerなんて英語があるかよ。Pianisterとか、Alpinisterとか言うか? 子供が間違った英語を覚えるからやめてほしいなぁ。」
などと考えつつ会社に向かいました。

しかし気になる。

ネットで調べてみると、これは和製英語ではなく、米製英語のようですね。スーツケースで有名なサムソナイトのブランドとのことでした。こんなことも知らないなんて、世事に疎いことを暴露してしまいましたね(恥)。

Touristerという英語はあるのか。Webster Dictionary、Longman Dictionary、グーグルなどを駆使して調べてみましたが、わからず。American Touristerのホームページにもブランド名の由来は見当たりませんでした。Websterに載ってないくらいですから、こんな単語はないんでしょうね。創作者はこの言葉にどういう意味を込めたのでしょう。「旅行者を手助けするもの」って感じなのかなぁ。アメリカ人も辞書に載っている英語だけを使っている訳ではないんですね。

本当にTouristerという単語はないのかな。「ない」と断言して私の浅薄さを露呈したことにならなければいいのですが。

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