2008/11/05

朝から揉め事

朝から次男が嫁に叱られています。

先週金曜日に小学校で渡された配布物をずっとランドセルの中に入れたままにしておいて、今朝嫁に渡したら、嫁の怒りを買ったようです。しかも今回が初犯ではないので始末が悪い。

「こんな時に出したって読まないからね。学校に出さなきゃいけないものがあるなら自分で書いて出しなさい。他のプリントは読まないから捨てちゃいなさい。」

と嫁は激怒り。「俺はこれから会社に行くんだぞ。朝っぱらからごたごたするんじゃねーよ!」というのが私の本音ですが、次男を八方塞の状態に置きっ放しにするわけにもいかないので、次男を嗜めつつ友好的且つ実効的な解決方法を探っていかなければならないのは辛いところです。

そこに、長男がしゃしゃり出てきました。また余計なことを言って嫁の怒りに火を注ぐのかと思いきや、

「俺も小学校の頃はだらしなくて、朝プリントを出したことがあったなぁ。」

と次男擁護のコメントを出しました。

「あんたはこの子ほどひどくはなかったわよ。」

と言う嫁の返しも見事にかわして曰く

「そんなことないよ、よくあったよ。時間割も朝揃えてたしさ。」

とダメだった過去の自分を嫁に思い出させ、次男もそれほどひどくはないと思わせる作戦に出ました。

長男も場の空気を読んでうまく立ち回れるようになったものです。今までは、日頃の次男の傍若無人振りに対する恨みもあったのでしょう、嫁の側に立って一緒に次男を責めることが多かったんですが、最近は次男のヘマを庇う行動が目に付くようになってきました。中学校での人間関係に揉まれて角が取れてきたのでしょうか。最近、高校の見学会などで立派な先輩のお話を伺う機会が多かったので、その辺りからいい影響を受けているんでしょうかね。

結局、廊下の影で、「長男も空気を読んでうまく立ち回れるようになったよなぁ。たいしたもんだ。次男も部屋で捨てろと言われたプリントの内容をチェックしてたよ。少しはどうすべきかわかるようになったんじゃん。」と子供たちの成長振りを嫁に耳打ちして事は丸く収まりました。

よかった、よかった。

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