2008/11/22

小室氏の保釈に思う

先週は2日で7kmしか走っていないから今週は頑張らないとという訳で、今朝はいつもよりちょっと多めに14km走ってきました。普段は土日で約25km走りますが、先週は7kmしか走っていないので今週中に18km取り返さなければなりません。幸いなことに月曜日が休日なので、このうち12kmは月曜日に走ることで取り返せます。不足する6kmをこの3日間で取り返せばよいだろうという計算で、今日はいつもより2km多い14km走ったという訳です。ペースは4分46秒/kmですから、まあまあというところではないでしょうか。ナイキのバーチャルホノルルマラソンの10kmの部にエントリーしてしまったので、そろそろ本気で取り組まないとヤバイです。

小室氏が保釈されたようですね。私は音楽的には彼に対してさほど関心を持っていません。あまり好きなタイプの音楽ではありませんし、いつもパターンが決まっていて「またか」という感じ。しかし、マスターピースはマーケットが作る時代、坂本龍一氏が言うように、これだけマーケットに受け入れられた人ですから、音楽的には偉大な人なんでしょう。

彼を見ていると、浅はかさと意志の弱さを感じます。音楽家なのに、どの程度勉強したのか知りませんが、安易に投資に走り自己の基盤が揺るいでしまうほどの損失を出してしまう。財政基盤が揺るいだことで生活の仕方を変えなければいけないのに、それができずに安易な借金生活にはまってしまう。その挙句に犯罪行為に及んでしまう。まさに坂道を転がる様を見ているようです。

会見での「きっかけになった」という彼のコメントは本音なんでしょうね。彼もこのままでいいはずがないとは思いつつも、意志の弱さから生活を変えるきっかけをつかめずに、ずるずると贅沢三昧の生活を続けてしまったということなんじゃないかなと思います。私も意志の弱い人間なので、その気持ちはよくわかります。彼もこれをきっかけとして、全てをさらけ出して、必死に頑張る気になったんじゃないかな。

それにしても、エイベックスの社長、よく保釈金を出す決断をしたなと感心します。立派な決断だと思います。エイベックスも多くの株主を抱える会社、中には「おいおい、利息のつかないところにお金を回してどうすんだよ。しかも犯罪者の保釈金かよ。高利回りの投資に回して会社の投資効率を高めてくれないと困るな。」という株主さんもいらっしゃると思います。しかし、社長、昔の恩義を忘れないというか、彼がいてこそ会社がここまで成長できたということを忘れない、筋の通った立派な人なんでしょう。それだからこそ、会社もここまで大きく成長できたんでしょう。以前お世話になった人が困っていて、しかも本人に立ち直りたいという意思があるのであれば、そこは手を貸してあげるのが道義だと思います。利益追求の世知辛い世の中で、義理人情絡みの暖かい話だと思います。まぁ、私はエイベックスとは何の利害関係もないので、好きなことが言えるんですが(笑)。

意志の弱い私としては、今回の小室氏の騒動は教訓として胸に深く刻まなければいけないなと思った次第です。

今日は、ちょっとまじめでつまらないかな?(笑)

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