2008/11/21

クリッシー・ハインドの虜

今週は、月曜日に中古で買ったプリテンダーズのCDの虜になってしまい、"Kid"のイントロのギターが頭の中で鳴り止むことのない週でした。月曜日、火曜日は、「大音量で聴くのは週末のお楽しみ」と夜中に寝室で小さな音で聴いていたのですが、水曜日には我慢できなくなり、夜中にiPodに取り込み、通勤電車で小爆音で聴いています。

クリッシー・ハインド最高です。特に"Kid"は大好きです。他の曲で聴かれる尖った感じを残しつつも、優しさと弱々しさが同居したような声と歌い方がとてもいい。

だけど、大きな音で、音の分離がいいイヤフォンで聴くとアラも見えますねぇ。ちょっと残念なのは、"Private Life"などでは、クリッシー・ハインドのボーカルにかる〜くコーラスかフランジャーかディレイあたりを掛けていると思うんですが、このエフェクトによって声の張りが変わってしまうのと音の揺れ方が不自然なこと。時代に合わせてパンクっぽい感じというかエキセントリックな感じを出すことを意図しているのでしょうが、基の声がいいので、こんなことしなくてもよかったんじゃないですかね。

それと、"Kid"。曲も歌もギターもアレンジも全部大好きだけど、2つ残念なことがあります。1つは、3コーラスめの歌い方が弱々しいというか中途半端と感じることです。エモーションを表に出すには、強く歌ったり弱く歌ったりして表情付けをすることは必要。でも、3コーラスめはちょっと私の好みに合いません。もう1つは、エンディングで曲のテンポが遅くなること。「このままリタルダンドして最後にジャーンて終わるのかな」と思ってしまうほどテンポが落ちますが、実はフェードアウトして終わります。ちょっと間が抜けている感じ。エンディングは2段ロケットに点火する勢いで駆け抜けて欲しかったです。余談ですが、ビートルズのユーウォントシーミーのテンポが遅くなるところも、私は好きでないんですよねぇ(あのテンポの落ち方は尋常ではない)。

今週末は、久々にギターを引っ張り出して、Kidのイントロをコピっちゃいますかね。あっ、その前に、先週日曜日に走っていない分、気合いれて走らなきゃ。

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