2008/05/10

すてきなサンデー

今日は朝から雨で走れません。いつも朝一でしていることができないと、何だか一日の調子が狂ってしまいます。

最近ギターマガジンブログで読んだのですが、BusterのアルバムがCD化されちょっとブームになっているようですね。あぁ、そんなバンドもいたなぁとgoogleで検索をかけてみると、あちらこちらのブログで取り上げられています。You Tubeにも「すてきなサンデー」の動画がいくつかアップされています。あの頃はちょっと軟弱な感じがしたけど、今改めて聴くと、「すてきなサンデー」って結構いい曲だったなぁ。ちょっとコードを拾ってみようかなと思い、やってみました。そしたら不思議なことが...。

You Tubeにアップされている動画を3本くらい見て研究したのですが、それぞれキーが違う! ある動画ではC#、別の動画ではC。テープの回転数の関係でずれているのか? 更に詳しく見てみると、キーが違う動画ではギターの左手のポジションも違うことを発見! ということは、プレイするたびにキーを変えているのか? レコードとライブでキーが違っていて、口パクの時はしかたなくC#のポジションで弾いているフリをしているのか? 謎は解けませんが、キーがC#だといろいろ面倒くさそうなのでCにしました。その後、曲に合わせて適当なベースラインを組み立ててそこからコードを拾って、なんとかコードは取れました。

コードが取れたから歌詞も見てみようと、googleで「Buster Sunday lyrics」で検索したんですが、関係ないサイトばかり引っかかって、結局歌詞はわからずじまい。「歌手名 曲名 lyrics」で検索をかければ、Bingo!なサイトが引っかかるんですが、"buster"も"sunday"も普通名詞なので、ズパピタのサイトは拾えないんですね。

えぇーい、こうなったら自分で聴き取りしてやる! You Tubeの動画を20回くらい見ましたかね。3、4箇所どうしてもわからないところが残りましたが、95%くらいはわかりました。私が週末が来るのを待ち焦がれながら会社に通っている心境に近い歌ですね(笑)。私ならさしずめ
"Monday ain't so good. Another five days to go which really depresses me"(字余り)
って感じでしょうか。因みにオリジナルは
"Monday ain't so good. Gotta wait a week until I kiss her"としゃれた歌詞になっています。
この歌を元ネタにして、サラリーマンの1週間の心境を歌詞にしてみるのも面白いかもしれません。

ところで、水曜日の
"Wedneday, halfway to her, soon be running my fingers through her hair"
なんてところは、The Beatlesの"Here, There and Everywhere"の
"running my hands through her hair"と感じが似てますね~。"Here, there..."は手ですが、"Sunday"は指なので、ややねちっこい感じはしますが(笑)。

You Tubeには字幕で訳詩がでる動画もアップされていて、聞き取れない部分はそれを参考にしようと思ったんですが、歌詞と訳詩がまるで合ってないっ! 「月曜日は手紙を書き、火曜日は写真を眺め、水曜日は電話をかけ、木曜日は一人で映画をみて、金曜日は夢の中でキスをして...」とストーリーが展開されているけど、全くそんなこと歌ってないでしょ。作詞だよ、これじゃぁ。思い起こせば、70年代にはこの程度のことはいくらでもありましたよね。ゆるくていい時代だったなぁ。

聴き取った歌詞を改めて読んでみて思ったんですが、昔の歌はきちんとしたプロが書いているのでしょう。綺麗に韻を踏んでいて、本当に美しいですね。いまどきの歌は感情はほとばしっているかもしれないけど、「美しい言葉だなぁ」と関心させられるような歌詞ってあまり巡り合えないように思います。

ということで、オチはありませんが、今日はこのへんで。
因みに上の歌詞はあくまで私の聴き取りですので、間違っているかも知れません。悪しからず。

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