2008/05/14

英語で書きゃいいって訳ではない

最近の電車って、ドアの上部に2枚一組の広告ステッカーが貼られていることが多いですよね。今朝の通勤電車で見るとはなしに眺めていたら、気になる広告が...。

淡い色のステッカーだと記憶していますが、「痩身」、「二重」、「脱毛」といったの言葉がランダムにならんでいます。あぁ、美容整形の広告だなと思ったのですが、広告主の名前らしいものが書かれておらず、右隅に「Cosmetic Surgery Seishin」と書かれています。Cosmetic Surgeryは何となくわかります。でも、Seishinって、誠心? 精神? 宣誓! 我々はコスメティックサージェリー精神に則り、正々堂々と...ってまさかね。

反対側のステッカーを見れば謎が解けるのでしょうが、ドアの前に立っている人の頭の陰になって見えません。とてつもなく混雑した電車の中、ポジションを移動して見る訳にもいかず、次の駅で人が動くだろうと暫く我慢。次の駅で人が動いた隙に見てみたら、なんと「聖心美容外科」。

英語は音の言語であるのに対して日本語は文字の言語であると言われます(日本人は聞くことよりも見ることに重きを置くので英語が苦手らしい)。日本語を英語で書いて音だけ見せられても意味わかんないっすよね。何でもかんでも英語で表記すりゃかっこいいってもんじゃないでしょう。

しかし、この広告、美容整形とは無縁のおっさんに「???」を思わせただけでも大成功ということでしょうか。

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